夏の夕べ


月が笑う
夏の夕べ

金色の口の端を
にっこり持ち上げて
キラキラ笑う

履きなれないゲタが笑う
カララン コロロン
バンドエイドの足で

どこからか
焼き魚の匂い
ビーズの巾着袋と
おなかの虫が
おかあさんを思い出した

カララン コロロン
夏の夕べ


短編詩2号。
おなかの虫とか書くから食いしん坊だと思われるんだ……

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